2年次には、医療者としてキャリアを切り開いていくため、ストレスのメカニズムとライフサイクルの観点から自身の状況を把握し、心身の健康をふりかえり、健康の維持向上に取り組むことができることをねらいとして、心の発達、ストレスマネージメントなどについて講義演習を行います。筑波大において独自に開発した自殺予防プログラム(Crisis intervention, Anti-stigma, and Mental health literacy Program for University Student: CAMPUS)もこのコースの演習において実施します。
3年次には、行動理論に基づき、地域住民や患者、家族に対し、そのライフサイクルをふまえ、健康を維持向上するための助言を行うためのプランを提案することができるようになることをねらいとして、講義・演習を通して行動変容、ヘルスリテラシーなどの基本的な理論を学ぶとともに、健康の社会的決定要因など人の健康の背景になる生活、社会に視点を広げることについても学びます。