医療・福祉現場でのふれあい(早期体験実習)

春学期、医学を学び始めるにあたり、医学・医療の一部に触れその目指す方向を垣間見ることで、医学への学習意欲を高めることを目的として、入学直後のモチベーションの高い時期に、以下の実習を行います。

 

附属病院ふれあい実習

病棟で、配膳、ベッドメイキングなど看護師、看護助手の業務を手伝い、患者とふれあいながら病棟業務の流れを体験する。

福祉施設等での
ふれあい実習

地域の訪問看護・特別養護老人ホームなどで看護・医療関係職種の仕事を手伝い、地域の施設における様々な職種の仕事を体験する。

外来エスコート実習

外来患者の受付から診察、会計までの全ての流れに付き添い、患者の視点で外来受診の流れ、病院の仕組みを体験し、外来診療における各職種の関わりを学ぶ。

病院見学実習

医療を支える様々な部門や多職種の役割を理解するために、栄養管理室、薬剤部、材料部、医事課、医療情報部等、院内の部門を見学する。

コミュニケーション実習

患者および医療スタッフとの信頼関係構築の基本となるコミュニケーション能力を身につけるために、模擬患者との医療面接の実習を行う。

リハビリテーション部実習

リハビリテーション部での見学と松葉杖、車いす移乗等の体験を通して、リハビリテーションの意義を理解するとともに、リハビリテーション医療を担う理学療法士、作業療法士、義肢装具士等の職種について理解を深める。

救急実習

一市民としても臨床医としても、救命救急現場における一次蘇生ができるようになるために、Basic Life Support (BLS)の手法を学ぶ。

高齢者・妊婦模擬体験実習

高齢者・妊婦体験用の装具を着用し、身動きのとりにくさを体験することで、生活援助の重要性について学ぶ。

研究室紹介

筑波大学の医学系研究室で行われている最新の研究内容を解説することで、医学研究の面白さと多様性を理解します。興味ある研究室の見学を申し込むことができます。

地域医療現場での
ふれあい実習

地域医療の特性ならびに予防医療、福祉連携を体験するために、地域の診療所における実習を行う。

 

福祉施設等でのふれあい実習
学生が介護スタッフの仕事を
手伝っている場面

妊婦模擬演習

高齢者模擬演習