医学類長あいさつ

 

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筑波大学は医学群を含め2023年に開学50年を迎えました。また医学専門学群(開学当時)の設置から3年遅れて開院した筑波大学附属病院も2026年で開院50年となりました。既に4,500人を超える卒業生が全国の医療の現場や教育・研究機関、行政の分野などで活躍しています。筑波大学は開学以来『医学教育革新の先導的役割を果たす』ことを目標の一つに挙げており、医学類においてもこの考えのもとに教育システムを構築しています。常に新しい教育方式を導入し絶えざる改良につとめています。2004年度からは、「新・筑波方式」が導入され、低学年では全国的にも広がりましたが問題解決型のテュートリアル教育、高学年では長期にわたる参加型クリニカルクラークシップをカリキュラムの柱としています。更に、地域医療や多職種連携を学ぶ先進的カリキュラム、希望する学生には本格的に研究に取り組む機会(『新医学専攻』)や海外臨床実習なども導入され、6年間の医学教育の中で学生が多様な自己の可能性を追求できるように工夫され、卒業時コンピテンシーも時代の変遷に併せて随時更新されています。このコンピテンシーでは、プロフェッショナリズム・科学的思考・コミュニケーション・診療の実践・医療の社会性・未来開拓力の6つの領域で医学類生が卒業時に身に着けるべき能力が示され、卒業時までの目標達成のための段階をマイルストーンとして各学年及び各科目に設定しています。2020年からのコロナ禍では教育の遂行において大変な面もありましたが、逆にその困難さへの対策として対面授業とオンラインのハイブリッド方式が確立され、両者の利点を融合した教育が実施できるようになりました。

 

入学試験では、一般入試、推薦入試に加えて、編入学入試、国際バカロレア特別入試、海外教育特別プログラム入試、研究型人材入試等様々な方式での入試を実施しており、多様な学生を受け入れています。また筑波大学での総合学域群の設置に伴い総合学域群からの移行生も2年生から合流して医学を学んでいます。

 

人生において6年間という時間は決して短いものではありません。筑波大学医学類において、多様な学生が医学を学び、友人たちや先輩・後輩、各種医学の専門を有する教員と有意義な時間を過ごしていただきたいと願っています。

 

2026年
医学類長  田渕 経司