医療者が医療行為を確実に安全に実施するために、近年の医学教育では医療安全の観点から臨床現場を想定した環境でシミュレーションによるトレーニングを積むことが重要になっています。

 

当大学でも医学群ならびに筑波大学附属病院総合臨床教育センターとで使用できるシミュレーションセンターを設置し、医学類の学生だけでなく、看護学類、医療科学類の学生、初期研修医や後期研修医、看護師や専門医など、医療に携わる人がより確実で安全な医療技術を習得するために実践トレーニングをできる場を提供しています。

 

聴診や救急蘇生のシミュレーター、内視鏡手術トレーニングの高機能シミュレーター、縫合練習などを行う腹腔鏡手術トレーニングボックス、顕微鏡下手術や心臓血管縫合トレーニング用の専門機器など、各種を取り揃えています。