医学教育企画評価室(PCME室)

医学教育企画評価室(Department of Planning and Coordination for Medical Education, PCME)は、医学群の3学類(医学類、医療科学類、看護学類)の合同教育支援組織です。PCME室は、教育全般について、カリキュラムの企画・実施・評価を担当する部門で、2019年9月の時点で、教員9名(専任4名、兼任5名)、技術職員17名:カリキュラム担当11名(専任9名、兼任2名)、実習支援7名(技術職員6名、助教1名)が配置されています。

 

医学教育カリキュラムを円滑にかつ効率的に行うためには、専門的な医学教育学の知識を有する継続的・包括的な教育支援システムが必要不可欠です。たとえば、PBL(問題基盤型)テュートリアル教育推進は、これまでの講義中心の教育とは異なり、各コースの複雑な時間割の編成、シナリオの作成、多数のテューターの養成ならびに動員、成績評価などの作業を日常的に行う必要があります。PCME室はFD(Faculty Development)プログラムを企画実施して、教員の教育能力向上のための役割も果たしています。また、2学年にまたがるクリニカルクラークシップ(CC)では、通常の実習の他に、選択CC、県内の地域医療現場における地域CCなど、個々の学生ニーズに対応するローテーションスケジュールを立てる必要があり、PCME室はその細かな調整も行っています。その他PCME の主な業務は表に示すとおりです。

 

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